山下電気の技術

多様化するニーズに合わせて、当社ならではの高度なP&E技術とそれを支える技能士集団がお応えします。

山下電気は、技術革新、高度情報化、環境経営などの重要性が求められる今にふさわしい感覚と発想を持った企業を目指しております。
当社は「信」の心をすべての行動基盤として、お客様からの高い信頼を得るプラスチックスとエレクトロニクスの技術、製品を社会に提供し明るい健全な未来を築いてまいります。

6つの技術

CAE 解析技術

高性能CAE SYSTEMを活用し、製品品質の向上と安定量産に向けてお客様への提案を積極的に行っています。

二色成形（ダブルモールド）

日本で初めて二色成形を世に送り出して以来、最先端の設備と成形技術で業界をリードしつづけています。

Y-HeaT（ウエルドレス成形技術）

シンプル、低コスト、汎用性、操作性をキーワードに、ウエルドレス成形技術 “Y-HeaT” を開発しました。

金型製作

二色成形品の品質にリンクした高精度、高品質、耐久性に優れた金型作りに取り組んでいます。

薄肉成形／精密成形

厚さ1mm以下の軽量かつ高剛性のハウジング製造システムを実現。これが、THIN MOLDです。

塗装／レーザー

マスキング塗装、プレート類の組立など、塗装やレーザー加工設備、組み立てラインを備え、一貫生産が可能です。

3つの特色

一貫生産

提案できる技術力

技能士集団

POINT 1

金型製作から成形、二次加工までの社内一貫生産に対応

お客様から頂いた製品データは、お客様が求められる仕様と品質を満足しつつ安定して量産できるようにするため、技術部門で徹底的に検討されます。
検討には当社の誇るCAE解析技術を活用し、お客様への技術提案を積極的に行います。
製品の基本形状などが決まれば、製品及び金型の基本設計と金型製作に移行します。
金型製作完了後、技術部門による試作成形にて品質と成形性の確認を行い、その情報が製造部門に引き継がれて量産に移行します。製造部門では成形から塗装、レーザー加工、組立など社内での一貫生産が可能です。

社内一貫生産までの流れ

試作

成形

射出成形機/二色成形機

塗装/レーザー

組立

POINT 2

提案ができる技術力

製品品質の向上と安定量産を行うため、山下電気では高性能CAE SYSTEMをはじめ各種成形機や品質保証設備など、多種多様なシステムを保有しています。
金型成形のプロフェッショナルがこれらのシステムを駆使し、材料の選定から形状のご提案、サルベージ/コンサルトまで、さまざまな提案を積極的に行っています。

材料提案

求められる性能や精度に合致した成形材料を御提案出来ます。
例えば「このくらいの曲げ弾性率とこのくらいの寸法精度が欲しい」というリクエストを頂ければ「この曲げ弾性率を得るためには、ガラス繊維を入れざるを得ないが、その場合、繊維の配向からこのような変形が考えられます。
それを回避するためにはこちら側にゲートを入れる必要があります」等、常に成形品の品質目線からの提案が出来ます。

形状提案

部品としての性能を維持出来る製品形状を御提案出来ます。
例えば、成形品で良く問題にされる「反り、変形」についてですが、これらの多くは製品形状が起因となり生じています。
弊社であれば「この変形は、この部分の形状から生じているためここをこう変えて頂ければ変形は出ません」と回答出来ます。
また、どうしても、製品形状を変えられない場合は、金型構造や仕様、ゲートの大きさや位置を変える事により、現状より良い方向へ導く方策を提案させて頂きます。
これらは、弊社の基礎技術であるＣＡＥ解析技術が根幹にありなせる業です。
弊社では、２０年以上前から、解析結果と実際の違いについての検証を続けており、弊社技術のベースとなっております。

サルベージ/コンサルト

成形品でお困りのことがあれば御相談下さい。
一番多く御相談頂く内容は、やはり、反り、変形となります。
これらを、製品形状やランナーゲートバランス、金型仕様、成形条件、等の観点から考え、解決してきました。
また、この成形品を成形するためには、どのくらいの仕様を持った成形機であれば可能か、等、相談内容は色々ですが、お役には立てていると考えます。

POINT 3