そり、曲がり及びねじれ 成形不良用語集(15)
そり、曲がり及びねじれ
成形品に残る残留応力により、金型から取り出した成形品が変形する現象。成形不良の中でも解決の難しい不良の1つである。
原因1 成形品の設計による残留応力
- そのプラスチックの硬さや残留応力の程度により反り、割れ(クラック)につながる為、”成形不良用語集(12)きれつ及び、ひび”の原因と同一と考えてよい。
原因2 成形条件により発生する応力
- 成形品内部の残留応力を小さくするためには、成形材料を強引に充填させないということが挙げられる。低い圧力で無理なく充填できる条件をとることが解決策である。
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